「あー、薄毛・抜け毛を治すにはどうしたらいいんだー!」
AGA(男性が脱毛症)による薄毛・抜け毛って、本当に悩ましいですよね。
「定期的に運動すると良い」、「バランスの取れた食事を取ると良い」、「この育毛剤で毛が生える」などなど、世の中には薄毛・抜け毛に効くと言われる方法があふれています。
あまりにたくさんの情報があるせいで、私たちはどの方法が本当に良いのか分からなくなっています。
でも、大丈夫。
薄毛・抜け毛を改善する効果的な方法は、3つしかありません。
まずはこの3つの中からどの方法を選ぶのか考えればOKです。
ではさっそく、どんな方法があるのか見ていきましょう。
1.市販の育毛剤を使う。
『リアップ』などテレビCMで目にするような、ドラッグストアなどで購入できる育毛剤を使う方法です。
誰もが最初に思いつく方法じゃないでしょうか。
大手の製薬会社や化粧品メーカーの製品なので、安心して試すことができます。
また、主にネット通販で売られている育毛剤を使う方法もあります。
製造メーカーの規模は小さくなりますが、その反面、最新の育毛成分を配合するなど攻めの育毛剤が多く、人気製品がたくさんあります。
市販の育毛剤は、効果の大きい順に医薬品・医薬部外品・化粧品に分類されているので、よく確認してから購入しましょう。
<費用>
育毛剤1本:1ヵ月当り7,000円程度
【医薬品の育毛剤についてはこちら⇒市販の育毛剤まとめ(医薬品)】
2.医療用育毛剤を使う。
医師の処方が必要で、ドラッグストアやネット通販では購入できない医療用育毛剤を使う方法です。
医療用育毛剤でよく使われるのは、フィナステリドやミノキシジルという成分を配合した飲み薬です。
フィナステリドの飲み薬(主に『プロペシア』という薬)は、AGA治療を行っている皮膚科で処方してもらえます。
また、個人輸入で入手することもできます(個人輸入とは、個人で海外から取り寄せることです。個人輸入代行業者を利用すれば、ほとんど通販と変わりません)。
ミノキシジルの飲み薬は一般的な皮膚科では取り扱っていないので、個人輸入で入手することになります。
これらの医療用育毛剤は市販の育毛剤に比べ効果が高いですが、副作用のリスクも高くなる点は注意が必要です。
<費用>
皮膚科で処方してもらう場合:診察費+育毛剤1種類で1ヵ月当り6,000円~10,000円程度
個人輸入する場合:育毛剤1種類で1ヵ月当り1,000円~5,000円程度
【フィナステリド・ミノキシジルの効果・副作用の詳細はこちら⇒フィナステリドとミノキシジル(AGAに効果のある成分)】
3.AGA治療専門の病院に通う。
AGAによる薄毛・抜け毛の治療を専門に行っている病院に通う方法です。
どのような治療を行っているか見てみましょう。
育毛剤の処方
フィナステリドやミノキシジルの飲み薬・ミノキシジルの頭皮に塗布する薬が主に使われています。
病院によっては、フィナステリドやミノキシジルに加え、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など髪の生育に必要な成分を配合したオリジナル育毛剤を処方してくれるところもあります。
<費用>
診察費+育毛剤1種類で1ヵ月当り4,000円~20,000円程度
メソセラピー
フィナステリド・ミノキシジル・成長因子・ビタミン類などの成分を頭皮に注入する方法です。
針・電気・レーザーなど、注入方法はいろいろです。
飲んだり塗ったりするよりも成分が毛根に届きやすいというのが利点です。
通常は育毛剤を使用しながら、月1回くらいのペースで行います。
<費用>
1回当り20,000円~80,000円程度
自毛植毛
薄毛になりにくい後頭部の髪の毛を、気になる部分に移植する方法です。
毛穴一つ一つを髪の毛ごとくり抜き、移植したい部分に開けた小さな穴や切込みに植え付けていきます。
抜け毛がかなり進んでしまい、育毛剤やメソセラピーでは効果が期待できない場合に有効です。
<費用>
毛穴500個(髪の毛1,000~1,500本程度)当り300,000円~900,000円程度
おすすめの方法は?
効果や費用のことを考えると、一番のおすすめは医療用育毛剤を使う方法です。
医療用育毛剤によってこれまでに多くの人が薄毛・抜け毛の改善に成功しており、効果は確かです。
実際、私も医療用育毛剤で薄毛・抜け毛を改善することができました。
また、かかる費用が少なく、長年続けて使用しやすいのも利点です。
薄毛・抜け毛対策:市販の育毛剤(医薬部外品)を使う
⇒市販の育毛剤まとめ(医薬部外品)