33歳のある朝、いつものように鏡に向かって髪をセットしているときのことだった。
「あれ、ココの髪、薄くね?」
私は、おでこ左上あたりの地肌が透けて見えていることに気づいた。
まさかと思い、合わせ鏡で頭の上から見てみると、なんと、前頭部の髪が全体的に薄くなっていたのだ!
AGAによる薄毛。
この時初めて、自分にその症状が現れていることに気がついた。
あまりのショックに心臓はバクバクし、
「うそだろ……。」
「オレ結婚できねーよ!」
「ハゲにどんな服が似合うってんだよー!」
と、わけの分からない考えが頭の中を駆け巡った。
私はずっと自分はハゲないだろうと思っていた。
一般に、ハゲるかハゲないかは、祖父の性質が遺伝すると言われている。
私の父方の祖父はハゲだが、母方の祖父はハゲではない。
ハゲる確率は2分の1だ(実際はこんなに単純ではないですが、この時はよく知りませんでした)。
【ハゲの遺伝の詳細はこちら⇒あなたのおじいちゃんはハゲですか?ハゲが遺伝する確率】
だが、私は母親ゆずりのくせ毛。
髪の性質は母方の血を引いてるからハゲないだろうと安心していたのだ。
用心のため、大学生のころから『サクセス薬用育毛トニック』を使い続けていたのだが、薄毛を止める効果はなかったようである。
「オレはこのままハゲていくのか……。そんなのいやだ!」
私のAGAとの戦いが、こうして始まった。
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薄毛対策を開始した私は、高い効果で知られる『リアップ』の使用を考えたのだが……。
⇒2.薄毛改善を目指して
AGAの詳細は
⇒AGA(男性型脱毛症)とは?