どーも、こんにちは、
ひぽぽです。
梅雨が近づいてきて、曇りや雨の日が増えてきましたね。
そんな日はやたら眠くて、机に向かっているとついうとうとしてしまいます。
なんか、おじいちゃん化が進んでいる気がするな……。
さて、今回のお話。
AGA(男性型脱毛症)の治療に効果がある成分フィナステリドが、もともと前立腺肥大症の治療薬だったことは良く知られてますよね。
【フィナステリドの詳細はこちら⇒フィナステリドとミノキシジル(AGAに効果のある成分)】
私もこのことは知っていたんですが、前立腺肥大症については育毛に直接関係ないので完全にスルーしていました。
ところが、AGA(男性型脱毛症)や男性ホルモンについて調べていると、ちょいちょい前立腺肥大症の話が出てきます。
そこで知ったのは、
前立腺肥大症は、8割以上の男性に起こる
ということでした。
これは無視できん!
前立腺肥大症とは、いったいどんな病気なのでしょうか?
前立腺肥大症の症状は?
前立腺は膀胱のすぐ下に位置しているクリの実ぐらいの大きさの器官で、真ん中を尿道が通っています。
その働きは、精液の一部を作ったり、精子に栄養を与えたりすることです。
前立腺肥大症では、前立腺が大きくなるにつれて尿道が圧迫され狭くなります(下図)。
そして、尿道が狭くなると次のような症状が起こります。
- 尿の出が悪い。
- トイレが近い。
- 夜、トイレのために何度も起きる。
- 急に我慢できないような尿意が起こる。
- 排尿後、尿が残っている感じがする。
- 排尿し終わったと思ったのに、下着をつけると尿がもれて下着が汚れる。
前立腺肥大症の起こる頻度
前立腺肥大症の起こる頻度は50歳で30%、60歳で60%、70歳で80%と、年を取るにつれて高まります。
ただし、治療を必要とするほどの症状が出る頻度は、この4分の1くらいのようです。
症状の程度は様々ですが、年を取るとほとんどの男性が発症すると言えるでしょう。
このように前立腺肥大症は主に50歳以降に起こりますが、前立腺の肥大は30歳代からすでに始まっています。
「若いからまだ関係ない。」というわけではないんです。
前立腺肥大症の起こる原因
前立腺肥大症の原因は完全には分かっていません。
ただ、男性ホルモンのテストステロンが変化して産生されるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が関係しているのは、間違いありません。
DHTが関係しているところは、AGAと同じですね。
だから、テストステロンからDHTへの変化を邪魔する成分フィナステリドは、前立腺肥大症にもAGAにも効果があるんです。
【AGAにおけるDHTの作用についてはこちら⇒AGA(男性型脱毛症)とは?】
まとめ
前立腺肥大症は年を取るとほとんどの男性に発症する病気であり、排尿に関する様々な問題を引き起こす可能性があります。
主に50歳以降に起こる病気ですが、前立腺の肥大は30歳代からすでに始まっています。
前立腺肥大症の発生にはDHTが関係しており、DHTの産生を抑える成分フィナステリドは、前立腺肥大症の治療に効果があります。
AGA治療のためにフィナステリドを飲んでいれば、前立腺肥大症も防げるので、一石二鳥で安心ですね。
【次ページ】
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