どーも、こんにちは、
ひぽぽです。
『ボントレスローション』の使用をやめてから1ヵ月が経ちましたが、相変わらず抜け毛が治まりません!
最近調べた洗髪時の抜け毛本数は、次のようになっていました(計測方法は、AGA克服体験記:6.プロペシアをやめると……で行ったのと同様)。
9月2日(金) 51本
9月3日(土) 39本
9月4日(日) 39本
9月5日(月) 55本
9月12日(月) 63本
9月13日(火) 72本
9月14日(水) 45本
結構ばらつきがありますが、平均すると50本程度です。平常時の30本程度に比べると、やはり増えたままです。
『ボントレスローション』をやめたのに抜け毛の増加が治まらないということは、
抜け毛増加の原因は『ボントレスローション』ではない可能性が高いですね。
抜け毛が増加し始めた時期と『ボントレスローション』を使い始めた時期がたまたま重なってしまったんでしょう。
【『ボントレスローション』の体験記はこちら⇒カテゴリー〈キャピキシル・ボントレスローション〉】
じゃあ、抜け毛増加の本当の原因って何なのよ?
これがプロペシア・フィンペシアの耐性なのか?
現在、抜け毛の増加が4ヵ月続いていますが、『プロペシア』や『フィンペシア』の効果が表れた後で、これほど長い期間の抜け毛増加が起こったのは初めてです。
『プロペシア』や『フィンペシア』を長期間使っていると体に耐性ができ、効果が出にくくなると言われていますが、ひょっとしてそれ?
(正確には、薬を繰り返し使用しているうちに薬の効果が弱まってくることを、寛容性と言います。)
『プロペシア』や『フィンペシア』などのフィナステリド配合育毛剤を使用して7年目ですが、ついに私にも耐性が!?
『プロペシア』を5年間使用した臨床試験の結果※1の中では耐性について触れられていませんし、私自身も今まで効果が出ていたので、耐性なんて存在しないんじゃないかと思っていました。
でも、今起きている抜け毛増加の原因として思い当たるのは、この耐性ぐらいです。
【耐性についてはこちらの記事にも書いています⇒プロペシア・フィンペシア耐性は本当か?】
プロペシア・フィンペシアの耐性が起こる可能性を示す実験
『プロペシア』や『フィンペシア』の耐性については、存在するかしないかで意見が分かれています。
『プロペシア』や『フィンペシア』などのフィナステリド配合育毛剤を長期間使い続けるとどうなるのかについてはあまり調べられていませんが、Rossiらは10年間に渡る実験を行っています※2。
この実験では118人にフィナステリド(1mg/日)を処方し、処方前・1・2・5・10年後の頭髪の様子が評価されました。
この論文の中では触れられていませんが、実験データを見てみると、5年後にフィナステリドの効果が出ていた人(改善か不変)が105人おり、その内の8人では10年後に効果が弱まっていました(5年後に比べ頭髪の様子が悪化)。
つまり、
5年後まではフィナステリドの効果が出ていた人の内、約8%の人でその後効果が弱まっていた
ということになります。
効果が弱まったのは耐性のせいなのか、それとも加齢などの他の原因のせいなのかは分かりませんが、この実験結果からはっきり言えることは次の二つです。
- 『プロペシア』・『フィンペシア』などのフィナステリド配合育毛剤を長期間使っている内に効果が弱まるという現象は、実際に起こる。
- 『プロペシア』・『フィンペシア』などのフィナステリド配合育毛剤を長期間使っている内に効果が弱まるという現象が起こる頻度は低い。
起こる頻度は低いとしても、耐性が存在する可能性は否定できないわけです。
私の抜け毛増加の原因が何なのかは不明ですが、とりあえず耐性の対策をして様子を見てみようと思います。
※1:プロペシアインタビューフォーム
※2:Rossi A, Cantisani C, Scarnò M, Trucchia A, Fortuna MC, Calvieri S. Finasteride, 1 mg daily administration on male androgenetic alopecia in different age groups: 10-year follow-up. Dermatol Ther. 2011 Jul-Aug;24(4):455-61.
耐性対策:フィナステリドからデュタステリドへ
『プロペシア』や『フィンペシア』の耐性が起きた場合の対策として、次のような方法が有効と言われています。
- 薬の量を増やす。
- ある程度の期間、薬を使うのをやめる。
- 別の薬に切り替える。
素人判断で薬の量を増やすのは危険なので、1番目の対策はあまりおすすめできません。
2番目の対策では薬を使うのをやめている間は抜け毛が増え、薄毛が進行してしまいます。
どうやら3番目の対策が良さそうです。
別の薬に切り替えるときは、『プロペシア』や『フィンペシア』と同じくフィナステリドを配合した別の薬に切り替えてもいいし、別の成分を配合した薬に切り替えてもいいようです。
私はちょうどフィナステリドより効果の高い成分のデュタステリドを試してみるつもりだったので、すでにデュタステリド配合育毛剤『ベルトリド』をオオサカ堂さんに注文済みです。
【デュタステリドの詳細はこちら⇒ザガーロ?デュタステリド?なにそれ、おいしいの?】
ただ、在庫切れで、出荷予定が9月下旬なんですよね。
待ちきれん、早く来てくれー。
この対策でどんな変化があるのか、結果はまた報告していきます。
それでは、今回はこの辺で。
ごきげんよう。
<現在使用中の育毛剤>
(画像をクリックすると、私が薬を購入している個人輸入代行「オオサカ堂」のページに飛びます。)
●『ミノキシジルタブレットUSP 2.5mg』(使用2年目)
( 個人輸入代行「オオサカ堂」での『ミノキシジルタブレットUSP 2.5mg』の取扱いは終了しました。代わりに、同等の『ミノキシジルタブレット2.5mg[Lloyd社製]』が取り扱われています。)
●『DHC 亜鉛』(使用7ヵ月目)
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いよいよデュタステリド使用開始!
⇒やっと届いた!デュタステリド配合育毛剤『ベルトリド』
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⇒カテゴリー〈フィナステリド効果・副作用・耐性〉
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