どーも、こんにちは、
ひぽぽです。
先日、死ぬかと思ってむちゃくちゃビビりました。
先週の日曜の晩、私は家で仕事をしていたのですが、ちょっと休憩しようとテレビを見ていました。
すると、なぜか急に息が苦しくなってきたんです!
息をたくさん吸っているのに酸素が足りない、ちょうど空気の薄い高山に登ったような感じです(登ったことないけど)。
「く、苦しい!」
「オレ死ぬのか!?」
不安と恐怖の中なんとか酸素を取り込もうと呼吸を繰り返していると、だんだん息苦しさが治まってきました。
「なんやったんや今のは? これはただごとやないで!」
私はあわててネットで『息苦しい』と検索してみました。
すると、すぐにそれらしい病気が見つかりました。
『自律神経失調症』
どうやら私はこの病気になってしまったみたいです……。
(今回の話は育毛とは関係ありません。)
自律神経失調症とは?
『自律神経失調症』という名前は聞いたことがあったんですが、自分には関係ないと思って今まで完全にスルーしてました。
ですが、この病気は意外と身近なものみたいです。
『自律神経失調症』というキーワードのGoogleでの月間検索数は、10万~100万もあります(2016年11月時点)。
いったい自律神経失調症とはどんな病気なんでしょう?
簡単に言うと、
自律神経失調症とは名前の通り、自律神経が失調する(バランスを失う)病気です。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類から成っていて、バランスを取りながら体の様々な働きを自動的にコントロールしています。
このバランスが崩れると、体の調子が悪くなってしまうのです。
交感神経と副交感神経のはたらき
交感神経と副交感神経についてもう少し詳しく見てみましょう。
交感神経と副交感神経は、血圧・心拍数・呼吸数・体温・消化などをコントロールするため全身に広がっています。
両者は正反対の働きをし、その時の状況によってどちらが優位に働くかが決まります。
どちらの神経がどんな時に優位に働いているか、また、体にどんな変化が表れるかを下にまとめてみました。
<交感神経>
優位に働いている時
- 活発に活動している時
- ストレスを感じている時
- 緊張している時
体に表れる変化
- 心拍数が増える・血圧が上がる・汗をかくなど
<副交感神経>
優位に働いている時
- 寝ている時
- リラックスしている時
体に表れる変化
- 心拍数が減る・血圧が下がるなど
通常は、私たちが活動している昼間は交感神経が優位になり、休息している夜は副交感神経が優位になります。
このように、交感神経と副交感神経はおよそ12時間交代で優位が入れ替わり、バランスを保っています。
ところが、何かの理由で交感神経優位の時間が増え、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、これら2つの神経の優位入れ替わりがうまくできなくなってしまいます。
すると、今まで自律神経によって自動的にコントロールされていた様々な体の働きに異常が起こってきます。
これが自律神経失調症です。
自律神経失調症の症状
自律神経は全身をコントロールしているので、自律神経失調症の症状は体の様々なところに表れます。
主な症状には次のようなものがあります。
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り、耳の閉そく感
- 息苦しさ、呼吸困難
- 動悸
- 手足の冷え、しびれ
- 首、肩、背中、腰の痛み
- 筋肉、関節の痛み
- だるい、疲れやすい
- 不眠
どんな症状が出るかは人によって異なり、症状が移り変わっていくこともあります。
また、症状の程度も人それぞれです。
私の場合は次のような症状が表れました。
- 耳の閉そく感
- ひざ、腰の痛み
- 息苦しさ
- 手のしびれ
最初に表れたのは耳の閉そく感です。
飛行機で離陸したときに耳がボワーっとなるあの感じです。
最初は「なんやろ?」と思ったんですが、一晩寝たら治っていました。
同じようなことが2、3回起こりましたが、その後は全く起こらなかったので特に気にしていませんでした。
次に表れたのが、ひざ・腰の痛み。
階段を上るときにひざが痛かったり、特に体を使ったわけでもないのに腰が痛くなったりしました。
これも一時的なもので、今ではひざの痛みは消え、腰は曲げると少し痛い程度です。
以前書いた記事で「階段上るときにひざが痛い! 運動不足のせいだと思う。」というようなことを書いたんですが、どうやら自律神経失調症のせいだったみたいですね。
そして、一番びっくりした症状が息苦しさです。
3週間ほど前からなんとなく息苦しい感じが続くようになって、意識していないと呼吸が止まってしまうような感覚に襲われたことも何度かありました(これも結構ビビりました)。
車を運転している時に息苦しさが増すことが多く、同時に手が冷たくなるようなしびれるような感じがすることもあります。
「何か肺の病気? ひょっとしてガン?」などとおびえ、チキンっぷりを発揮していたのですが、以前受けた健康診断では何も異常がなかったので「おかしいなー?」と思っていました。
そんな時、冒頭で書いたように、息をいくら吸っても苦しいという症状が表れたんです。
自分が自律神経失調症ではないかと気付いてからは、原因が分かって安心したのか、ひどい息苦しさを感じることはなくなっています。
とは言え、まだ息苦しい感じは消えてません。
この症状はどうやったら治まるんでしょう?
次回は、自律神経失調症の原因と改善方法について書こうと思います。
それにしても、やっぱり40歳過ぎたら体にガタが来るんですかねー。
みなさんも体調には気を付けてくださいね。
それでは、また。
【次ページ】
私が行っている自律神経失調症の改善方法と、その効果について。
⇒なぜ私は急に自律神経失調症になったのか? 原因と改善方法
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