どーも、こんにちは、
ひぽぽです。
育毛剤『パントスチン』が効かなくなり途方に暮れていましたが、良さそうな育毛剤を見つけました!
この『リグロースラボSP2』です。
【パントスチンの詳細はこちら⇒パントスチンってどんな育毛剤?(価格・効果・副作用)】
( ↑ 個人輸入代行「オオサカ堂」:『リグロースラボSP2』のページへ)
- 製造元: Sapphire Healthcare LLC(アメリカ)
- 60mL(約1ヵ月分)
- 有効成分:スピロノラクトン 2%
- 使用方法:1日2回(1mL/回)頭部の気になる箇所に塗布する。
製造元のSapphire Healthcare LLCは、ミノキシジル配合育毛剤『フォリックス』を製造しているメーカーです。
育毛に関心のある方なら、『フォリックス』は知ってるんじゃないでしょうか?
【『フォリックス』の詳細はこちら⇒塗布型ミノキシジルのジェネリック品まとめ(カークランド等)】
『リグロースラボ』シリーズにもミノキシジル配合育毛剤がありますが、『フォリックス』シリーズより低価格に設定されています。
『リグロースラボSP2』も1本2,500円程度、2本で4,000円程度と、非常に購入しやすい価格になっています(価格は為替レートの影響により変動します)。
今回はこの『リグロースラボSP2』について詳しく見て行きましょう!
有効成分スピロノラクトンとは?
『リグロースラボSP2』の有効成分はスピロノラクトンです。
この成分は尿量を増加させて循環する血液の量を減少させる作用(利尿作用)を持ち、むくみ・高血圧の治療に用いられます。
また、男性ホルモンの働きを抑える作用があるため、男性ホルモンの上昇が原因の女性型脱毛症の治療にも用いられています。
スピロノラクトンの男性ホルモンの働きを抑える作用は、女性型脱毛症だけでなく男性型脱毛症の治療にも有効だと考えられます。
しかし、スピロノラクトンの男性型脱毛症に対する効果について調べた研究はされていないようです。
これはおそらく、男性型脱毛症に対してはフィナステリド・デュタステリドといった成分が非常に有効で、わざわざスピロノラクトンを使う必要がないからだと思います。
スピロノラクトンの効果
スピロノラクトンを服用した場合の女性型脱毛症に対する効果について調査されているので、参考までに見ておきましょう。
Sinclairら※は、80人の女性型脱毛症の女性を、次のようなグループに分け、12ヵ月服用後の頭髪の変化を調べました。
- スピロノラクトン(1日200mg)を服用:40人
- シプロテロンアセテート(1日50mgまたは1ヵ月中の10日間100mg)を服用:40人
(シプロテロンアセテート:抗男性ホルモン作用を持ち、女性型脱毛症の治療に用いられている成分)
それぞれの成分の調査結果は同じような傾向を示したため、一つにまとめられました。
その結果がこちらです。
発毛:44%(35人)
髪の密度に変化なし:44%(35人)
脱毛の進行:12%(10人)
スピロノラクトンを頭皮に塗った場合の効果は、これよりもっと低くなると考えられます。
※ Sinclair R, Wewerinke M, Jolley D. Treatment of female pattern hair loss with oral antiandrogens. Br J Dermatol 2005 Mar,152(3):466–473.
スピロノラクトンが作用する仕組み
スピロノラクトンはフィナステリド・デュタステリドと同じように男性ホルモンの働きを抑える作用をもっています。
でも、スピロノラクトンとフィナステリド・デュタステリドでは作用する仕組みが少し違っています(下図)。
男性ホルモンが働き薄毛・抜け毛が進行するまでには、次のような2つのステップを経ています。
ステップ1.テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変化する。
ステップ2.DHTがアンドロゲン受容体と結合する。
フィナステリド・デュタステリドは、テストステロンをDHTに変える5α-リダクターゼという酵素の働きを邪魔することでステップ1の進行を抑えます。
【フィナステリド・デュタステリドの作用の詳細はこちら⇒ザガーロ?デュタステリド?なにそれ、おいしいの?】
一方、スピロノラクトンは、DHTがアンドロゲン受容体に結合するのを邪魔することでステップ2の進行を抑えます。
私の場合、耐性によってフィナステリドやデュタステリドが効かなくなっていますが、阻害するステップが異なるスピロノラクトンなら効くかもしれません。
【耐性についてはこちら⇒謎の抜け毛増加!フィナステリド7年目にして耐性か?】
リグロースラボSP2の使い心地は?
『リグロースラボSP2』の使い心地についても見てみましょう。
さっそく医薬品の個人輸入代行業者オオサカ堂で購入してみました。
【医薬品の個人輸入についてはこちら⇒フィンペシアなどの日本未承認薬を通販で買っていいの?】
これが『リグロースラボSP2』です。
女性型脱毛症の治療で処方されるのは錠剤のスピロノラクトンですが、こちらは液体です。
ボトルの内容量が60mLなので、結構小さいですね。
キャップはスプレータイプとスポイトタイプの2つ付いています。
私は頭皮に直接塗る方が好きなので、スポイトタイプを使うことにしました。
スポイトには目盛りが付いていて、使用量を簡単に量ることができます。
普通に吸い取ると約0.5mL取れるようになっています。
1回の塗布量は1mLですが、この量で前頭部から頭頂部にかけて十分に塗布することができました。
液体は透明で粘り気はありません。
かすかに酸っぱいにおいがしますが、塗布後は気になりません。
塗布するときにどうしても髪が濡れてしまうのですが、乾いた後の髪にゴワつきベタつきが出ます。
おかげで髪にボリュームが出るので、私はむしろ助かってますね。
また、乾くのが速く、あまり時間のない出勤前でも使える点も助かります。
リグロースラボSP2使用前の抜け毛本数
これから『リグロースラボSP2』の効果を確かめていくため、現在の状況を確認しておきましょう。
まずは、洗髪時の抜け毛本数を調べました。
(計測方法は、AGA克服体験記:6.プロペシアをやめると……で行ったのと同様。)
5月19日(土) 50本
5月20日(日) 62本
5月23日(水) 37本
5月20日(日) 43本
5月23日(水) 42本
↓
<『リグロースラボSP2』使用開始前>
6月10日(日) 41本
6月11日(月) 52本
6月14日(木) 57本
現在の抜け毛本数の平均はおよそ50本です。
抜け毛が止まっていたときはおよそ30本でしたから、1.7倍くらい増えてます。
リグロースラボSP2使用前の頭頂部・生え際の様子
現在の頭頂部と額の生え際の様子も写真で確認しておきましょう。
前頭部の髪の密度が落ちてきていて、髪のボリュームがなくなってきています。特に分け目付近の薄さが目立ちます。
生え際の髪の密度も落ちてきています。
現在は髪が抜けまくっているので、なんとか『リグロースラボSP2』で抜け毛が止まって欲しいものです。
これからの状況は引き続きお伝えしていきますね。
それでは、また。
<現在使用中の育毛剤>
(画像をクリックすると、私が薬を購入している個人輸入代行「オオサカ堂」のページに飛びます。)
●『(Lloyd)ミノキシジルタブレット 2.5mg』(ミノキシジル使用3年目)
●『DHC 亜鉛』(使用3年目)
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